木造耐火建築新築工事(昭島市昭和町N様邸)解体工事着工
この度昭島市昭和町にて『木造耐火建築』の2世帯住宅の新築工事を着工させて頂く事となりました。
『木造耐火建築』
余り耳慣れ言葉だと思います。木造とは建物の骨組み(躯体=クタイ)に材木を使用する建築です。
前提として『材木は燃え』ます。その為、木造では耐火建築は不可能となっておりました。
駅近や商店街の中などの『防火地域』では木造の建物は100㎡以上を建築することはできませんでした。
その為30坪を超える建築物は、木造以外の鉄筋コンクリート造(以下=RC造)や鉄骨造(以下=S造)となるため、建築コストが非常に掛かるという事態になります。
さらにコストのお話を掘り下げると、私も過去にはRC造を行う会社に勤務しておりましたが、建築本体の金額はもちろん、構造計算、杭工事など計画段階では見積辛いコストが非常に多くありました。(これは良い設備や大きなリビングといった直接『よりよく住まう』為のモノでありません。)
しかし、ここ最近では講習会に参加し修了証を受け取ると『木造耐火建築』を建築できることになりました。
これにより通常の木造よりはコストは掛かりますが、RCやS造に比べれば遥かにローコストで『利便性の高い立地にこだわりの注文住宅』を手に入れることができという訳です。