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衣食住+仕事 事務所併用住宅 青梅市根ヶ布H様邸新築工事(基礎工事Vol.02)

青梅市根ヶ布で建築中の事務所併用住宅では、基礎工事が進んでいます。 前回、JIOさんによる配筋検査まで終わりました。 配筋検査が終わると、基礎の底盤(耐圧盤)のコンクリート打設を行います。
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耐圧盤の打設が終わると基礎立ち上がりの型枠を設置していきます。

以前施工したやり方に沿って型枠を建てていきます。

基礎工事は『ただコンクリートを打設する』だけではなく、今後行う木工事の前段取りとして、アンカーボルトやホールダウン金物の設置も行います。

地震時に簡単に抜けないよう曲げたアンカーボルトを使用します。

職人さんが1本1本丁寧に曲げてくれていました。(市販品もありますが・・・。)

色々な工程を経てコンクリート打設をおこないました。

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コンクリート打設後、冬のこの時期はコンクリート内の水分が凍ってしまい硬化不良となってしまいます。

その事態を防ぐため、毛布などで覆い温度低下を防ぎます。

こうして丁寧に工事を行っていきます。

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そして完成した基礎の様子。

綺麗に打ちあがりました。

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このタイミングで床下の配管工事を行っていきます。

このタイミングで配管を行わなければ、大工工事が入ると床を張ってしまいますので、床下に潜っての工事となり大変な作業になります。

床が張られる前に施工するのはそういった意味があります。

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青・オレンジ・グレーの配管が見えます。

青は給水菅。

オレンジは給湯管。

グレーは汚水配管。

少し前までは濃い青色の真っすぐな配管で、曲がる箇所に継ぎ手(エルボー等)を付けて配管していましたが、現在ではこういった架橋ポリ管といわれるある程度自由に曲がる管を使っています。

青やオレンジに見えるものは保温材です。

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こんな感じで完了です。

写真中央あたりの白い物体は『通気弁』と呼ばれる配管の流れをよくするための弁です。

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私のように毎日のように現場に行っている人間にとっても毎回現場ではいろいろな発見があります。

今回は、写真のように複雑な形をした汚水配管の継ぎ手を発見しました。

なんとも面白い形です。

工業製品であるにもかかわらず、なにか生き物のように見え不思議な気持ちになります。

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あまり工事には関係ないのですが、うちの設備屋さんの車。

蛇口の取っ手がまさに『設備屋』を物語っています。

 

こういうゆかな仲間たちが一生懸命創ってくれる、そういう建物を弊社 株式会社アーキライフは建築しているのです。