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トイレリフォーム:現地調査(青梅市河辺町)

先日、以前にリフォーム工事を承ったお客様より 『 トイレのリフォームできる?』 と お問合せ頂きました。 もちろん、建築 ・ リフォーム不動産業 を生業 としておりますので こういったご要望は、 『 謹んでお受けいたします。』 以前のリフォーム工事のときは、 トイレの床のクッションフロアの張り替えは行いましたが、 便器は交換していませんでした。 そこで 『一度お伺いします。改めて調査させてください。』 とお願いし見せて頂くこととなりました。 今回のご要望は ”便器の交換及びウォッシュレット化” でした。 便器にも色々あります。 タンクの有り無し。 水栓金具の有り無し。 暖房便座。ウォッシュレット等々。 しかし、我々のようなプロが最初に確認することは 排水方式 です。 壁から排水する 『壁排水』 なのか? 床から排水する 『床排水』 なのか? 排水の方法が大きく2種類に分かれます。 排水方法によって便器を選定しなければなりません。 今回は床排水でした。 つぎは床排水の位置です。 最近の便器は排水管の中心が背面の壁から200㎜というのが一般的です。 2015.03.27-01     しかし、少し古い住宅やマンションなどは、違ってきます。 これも合わなければ使用することができません。 排水方式が 『 壁か 床か?』 は一目で判断できますが、 排水芯の位置までは一見したぐらいではわからない事が多いです。 そこで、 既存便器の型番を調べたり、 写真を撮ってメーカーに問い合わせる ということをします。 型番は便器の側面に張ってあったりしますが、 古い便器の場合は大抵剥がれていてわからないことが多いです。 そこで、タンクから便器を探すという方法を採ったりします。 2015.03.27-02   こうして便器を選定していきます。 次に、 普通便座から暖房便座やウォッシュレットに交換をご希望された場合は、 コンセントの存在が必須条件となります。 もし、コンセントがない場合は、 電気工事が必要になるのは当然のとこながら、 クロス工事が発生する可能性があります。 今回は、ちゃんとありましたので安心しました。 これで現地調査が終わり、御見積を作成し工事に掛かっていきます。